ADRA Japan 「ラオス便り」

火曜日, 8月 05, 2008

スタッフの得意分野を見つける。

今、アタプ事業スタッフは、休暇に入っている。
7月は、日曜返上で仕事をしたこと、8月の中から9月の上旬にかけてはまた忙しくなること、そう思い、事務所を数日間閉めることにした。
プッタビーとチャンペン(ラオス人スタッフ)は、事業地から4時間ほどの家族の待つ自宅に戻って行った。チームリーダーのスンタラの自宅は、ビエンチャン。昨日、ビエンチャンについたみたいで、今日は事務所に顔を出してくれた。

一通り、仕事の打ち合わせをしてくれたあとに見せてくれたのは、1本のビデオだった。ワークショップの時に撮影した何千枚もの写真を使い、ラオスの音楽に合わせて、そしてさまざまなコメントを入れた、ムービーメーカーで作り上げた、事業ビデオだった。そのビデオ、私の自己紹介から始まり、アタプに住んでいる協力隊のこの紹介、ドナーの専門家の紹介、ワークショップの風景、そんな物語が7分続いた。
これは、すごい。感動だ。

スンタラのことは、前のブログにも書いた。英語の問題が時折あって~みたいなことを書いた。もうちょっとがんばってくれなくちゃ…とか思っていたけど、スンタラの得意分野に圧倒された午前のひとときであった。誰にでも得意分野があって、もちろん不得意な分野がる。得意分野を引き出し、不得意な分野をカバーする、それが今の私がやらなくちゃいけないことなのだと気づいた。気づくの遅いか…。