ADRA Japan 「ラオス便り」

月曜日, 5月 15, 2006

聞き間違えと言い間違いの週末

先日、バンコクから帰ってくる飛行機でたまたま隣に座り、知り合ったアメリカ人のレイチェルと今日はランチをした。2人で、ビエンチャンにあるジャパニーズフュージョンレストランランチ。食事をしながら、私の所属するNGOの説明、どんなプロジェクトを現在行っているのか、今後は私がどのように活動していくか、結構興味を持ってくれたみたいで、話は英語で、途中途中苦しくなったけど、かなり話は弾みました。最近、新聞でも話題になっているデング熱。英語では、デンギというのですね。お医者様のレイチェルは、お医者さんらしくデング熱の対処法を説明、してくれたかな?レイチェルは、蜘蛛に刺されたときの対処法を教えてくれました。アメリカとは蜘蛛の種類は違うけれど、蜘蛛に刺されるとまずはその部分が赤くなり、その後、青あざになるのだそう。でも、ラオスの蜘蛛とは違うかもって・・。この辺の会話は、早口のレイチェルについていくのがやっとで、20%は頭が飛んでいました。彼女が医学部在学中に人体実験の授業の後は、食事がのどに入らなかったとか、でも人間はなれてしまうとそれも平気になるのよって。そんな学生時代の話をしてくれ、なんだか大学時代を懐かしく感じました。

また、アメリカのNGO団体がラオスでほとんど活動していないのは歴史上の問題が影響しているのかなあ・・という私の疑問に彼女は自分の意見を正直に答えてくれました。インドシナ戦争に介入したアメリカ軍が(実際は、ラオス国軍との国連軍)現政権のパテート・ラオが展開するシェンクアン県に7500トンの爆弾を投下したといわれています。その爆弾のどれくらいかはわからないけれど、現在不発弾(UXO)として地中に残っています。時々、新聞で、シェンクアンの不発弾が爆発、数人死亡という記事を見ることがあります。戦争が終わっても、未だに不発弾の存在は住民を脅かしているのです。今年度からは、日本のJMASも日本政府の資金バックアップによりラオスでの不発弾処理活動に参加、ヨーロッパのNGOもかなりの規模でこの処理活動を展開。アメリカのNGOは直接は参加していないが、アメリカ政府がバックアップ(これはレイチェル情報)。今は、歴史上の出来事を非難するのではなく、ラオス人が安心して住める国にするために、国と国が、NGOとNGOが手を取りやって活動を迅速に展開していく必要があるね、最後はそんな話しをしました。

その後、ランチ後のレイチェルの予定を尋ねると、スイミングプアーパーティー(Swimming poor party)あると。アメリカ政府関係者の調査団(医療)の人が、ビエンチャン市内で、プール付の大豪邸に住んでいてそこでパーティがあるとか。もちろん、スイミングプールパーティ(Swimming pool party)なのですが、勝手な聞き間違いをしました。さらに、かってに聞き間違えた単語を自分流に理解。みんなで、泳いで、お酒を飲んで、で、表面上はみんな楽しんでいる、でも、実は内容がプアーなのよ!中身がないのよ!そうレイチェルは私に伝えたかったと、大幅に一人勘違い。で、その際に、今日は水着を持っていくから、一旦家に帰んなんなきゃ・・というレイチェル。やっと、理解。なんだ、スイミングプールパーティね。それ勘違いの胸を彼女に話したら大爆笑。きっと、心の中では、「その間違いはやばいわよ!」って思っていたのかなあ・・。ちなみに、今日、すぐに通じなかった単語は、village(村)。やはりVの発音に問題か・・。Vの発音は結構練習したのに・・。
今週のウィークデイにまた食事しましょ、と今日はお別れしました。それまでに、英語の練習をしなくちゃ・・。

レイチェルと別れ、家に戻り、その後ラオス語の本を読みながら、グダグダしていたのであまり空腹感はなく・・。でも、何か食べておこうと夜、いつものお店に夕食を食べに行きました。今日は、せっかくラオス語も覚えたし、ちょっと使ってみよう、それが間違いでした。「私は、カオピャクを食べたいです。」普通にカオピャクを1つって注文すればよかったのに、わざわざ「I want to eat kaopyaku」というラオス語を使ってみました。それがいけなかったのか、注文をとりにきてくれた女の子が「カオパク1つね」という。「カオパクは、チャーハンでしょ。私の注文したいのは、(←ここまでは心の叫び)カオピャク(米の麺)だよ。」というと、隣に別のお姉さんが「カオピャクでしょ」私「そうそう」とちゃんと注文ができたと思っていたら、その後、いや、すぐに発注ミスが発覚。というのも、小皿に入った唐辛子ソースが出てきた。これは、チャーハンのときにしか出てこないもの。しかも、お姉さんはフライパンを振りはじめた。まさか、違うよな・・と思いながら、どきどきしていると、チャーハンは私の、目の前に。今日は、麺と肉まんを注文したと思っていたのに、なんと私の目の前には、チャーハンと肉まんが・・。おなかもそれほどすいていなかったのに。。言葉の間違えっておそろしい。聞き間違え、言い間違え、おそろしや。

明日は、ラオス語の数字のテスト。大体暗記はできたけど、1から順に流れで覚えているから、急に(22)とか言われると出てこないから、それじゃあ、覚えたといえないか。

3 Comments:

Anonymous 匿名 said...

言葉って難しいね。
日本語でさえ、聞き間違えはよくあるのに、他の言葉となると・・・。
今日は、まっきーと二人で遅番。しかも、とっても暇。
二人で、山田さん話をちょこっと。

7:49 午前  
Blogger ちあき said...

言葉の聞き間違えって、こわいね。ただ、プールをプアーと聞き間違えた、私のレベルも怖いわ。っていうか、何年英語の勉強をしてるんだ!って感じだよ。
ラオス語は、発音が難しいよ。たとえば、灰と腋臭がおんなじ様な発音。でも、間違えると大変なことになるね。くわばらくわばら。
いいな、まっきーとの会話。たのしそう。みやは、ひまなんだ・・・。

8:49 午後  
Anonymous 匿名 said...

ラオス語努力してるじゃん。 えーなー\(・∀・)/ 完全にあきらめて英語で押し通してます。あ、でも数字はかけないが完全マスター☆ ぼられないように♪

って出張えーなー\(・∀・)/
家あって腰を押し付けて3週間くらい、もう刺激はありませぬ…

PS住民にリスニングする時は、チャック開けていくと、心も開いてくれるよ。ぜひお試しを

12:38 午前  

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