ADRA Japan 「ラオス便り」

火曜日, 8月 15, 2006

ルアンナムターより

みなさま、お元気ですか?
ルアンナムター県に調査に入り、今日で6日目。バイクで政府を廻っているので、日焼けをしましたちあき@ビエンチャンです。今年のルアンナムターは暑い。日差しがびっくりするほど強いです。

先週の初めに、洪水がルアンナムターの街を襲い、私がルアンナムターについた日は・・停電、断水。あぁ、ついていないや、あっ、日記を書いていたんだ・・。というわけで、その日記を貼り付けます。以下です↓

8月10日 ルアンナムター1日目(ビエンチャンーウドムサイールアンナムター)

先週末の洪水による被害で、ただいまルアンナムターは4日目の停電を迎えております。地滑りのおまけもつき、ルアンナムターはある意味孤立した街になっています。バックパッカーを余り見ていません。それにしても、到着早々タイミングがわるい。先週の日曜日からすでに停電だとか。ちなみに、フィールドワークの予定地までの道路もないとか・・。来週までに流れた道は舗装されるのか・・・。乞うご期待!

電気がないって、ほんとに困ります。携帯もETL会社のしか使えず、急いでETL社に切り替え。切り替えといっても、携帯電話の中のシムカードをETL社のに買い換えるだけ、いたってシンプルです。1枚500円程度。

今日から泊まるゲストハウスは、自家発電気があります。といっても、8時半に切れるらしい。とのことで、今、パソコンの充電をしたり、携帯の充電をしたりとばたばたしながらこのメッセージを書いています。結局、自家発電機は9時過ぎまで稼動、が水は結局なし。この自家発電機の大きな音を聞いていると、昔旅行したモロッコのサハラ砂漠でのことを思い出します。サハラ砂漠のゲストハウス。もちろん電気がなかったので、ゲストハウスごとに自家発電機を持っていました。が、それが動かないこともしばしば。で、ろうそく生活。たしか、3泊くらい泊まったのだけど、電気がないことに全くの抵抗を感じませんでした。今は?困った、困った、電気がないと心の中で文句中。本来なら電気があるの状況下にいるのに今はたまたま無いという状況が納得いかないのでしょうね。これが街からだいぶ離れた村だったら納得しますし・・。ビエンチャンに住んでいるといっても、おそらく日本の人が想像しているよりもずっとビエンチャンの生活は快適です。ラオス=ある程度快適な生活ができるという勝手な想像が私の中にできあがってるのですから。

結局一日目は、何もできず終了。こんなんでいいのか、夜は寝袋の中で寝返りを何回もうちながら悩み、眠れなかった。

8月11日 2日目。
電気はまだ来ず、ただいま自家発電機稼働中。でも、夜には電気がやってきました。
午前中は、ルアンナムター県の教育省にいってきました。今回のニーズアセスメントの詳細を話し、ルアンナムターの教育状況について話を聞く。ミーティングの前に、ある程度の教育状況は予想していたけれど、予想以上に問題が多い。何に焦点を当てるべきなのか、一瞬頭の中が真っ白になった。ルアンナムター県のロン郡の郊外に住むアカ族、ラオスに住んでいるのにラオス語を全く話せなく、ある意味、隔離された生活を送っている。言葉が話せない、街にも出てこない、決して自分たちの独自の言葉だけを話したいというのではなく、ラオス語を話したいという意欲もあるらしい。ラオスに住みながら、私以下のラオス語。彼らの知識はほんの一握りしかなく、昔からの言い伝えと共にいきる。生まれた双子は不吉、不運をもたらす、だから殺してしまえ!、これはアカ族の迷信。実際に今もアカ族はこの迷信を信じている。外部からの情報は入らず、ましてやその迷信を非難するものもいない。さて、教育の話から、すこしずれてしまいましたが、とりあえず、教育省からはロン郡に焦点を当ててほしいとの依頼もあったということで、来週の金曜日には政府の人間とロン郡を訪れる予定。片道4時間、途中の街ムアンシンからはジャングルロードらしいが、自分の目で見て、何か今回のニーズ調査のヒントがわかればいいと思う。
午後は、ラオス女性同盟ルアンナムター事務所を訪問。手ごたえはよし、彼女たちの前向きな姿勢には感激。訪問は2回目だが、女性同盟の人々とは一緒にプロジェクトをやって着たいなあと思う。彼女たちも予定によっては、村の調査に同行してくださるとのこと。まだ、調査予定の村どころか、どこの郡に行くかも決まっていない。ルアンナムター県には、5つの郡がある。その中で、まずは2つ選択。その2つに絞るために、私は政府を訪れている。難しい、案件の構築って本当に難しい。でも、実はもう5つから3つには絞れているんです。

8月12日 3日目
ルアンナムターでの初めての休日。特に予定も無いから、本を読んだり、だらだら過ごそうかなあと思いながら、ゲストハウスでだらだら・・。と、誰かが私の部屋をノック。お掃除のお姉さんかと思ったら、ADRAのスタッフのタナラートでありました。これから、みんなで滝にピクニックに行くとのこと。で、あるようでなかった私の予定は急遽変更し、ピクニックに参加することに・・。

滝まで、砂利道、のどか道。川魚、野菜、もち米を持参で、自転車組、バイク組みで分かれて出発。ごっとんごっとおん。こんな風景を走ること20分。

滝へ到着。さて、分担を決めたわけではないけど、みんな黙々と作業に取り掛かる。私は、何をしてよいのかわからず、手持ち無沙汰のまま、うろうろ。で、結局、パパイヤサラダ作りを見学。
料理は、川魚焼き、パパイヤサラダ、もち米などなど典型的ラオス料理。魚はとてもおいしかった。
食事の途中より大雨が・・。食事終了後は、ピクニック場を後にし、帰宅。結局、夜は夜で、スタッフのマーセル宅にみんなでお邪魔し、ラオスシチューを頂く。今日はずっとわけのわからないラオス語の会話だった。20%くらいしかわからないのだけど、気分は悪くない。話が一部しか理解できないので、一人だけ笑えないのだけど、1人で遅れを撮っているのだけど、でも気分は悪くない。それって、ラオス人スタッフと一緒にいることを楽しんでいるのだと思う。でも、やはり、ラオス語がんばろう。一緒に笑いたいもん。

8月13日 4日目
休日でありますが、特に予定も無く、仕事をする。

写真を何枚か撮ったのですが、ブログに貼り付けができませんでした。写真をみてもらえたら、私がどんなところにいるのか想像してもらえるのだけどな・・。次回にかけます。

1 Comments:

Anonymous 匿名 said...

大変そうーーー でも 結構 楽しんでもいそう あなたに とって いい勉強に なっているんだね  そう 電気のない 生活って 考えられない そんな風な 人間に 私たちは なってしまったんだよ それは よくも あり 悪くもあり  文明は 人を 堕落させても いるんだね  でもさーー  なんでも なれって あるでしょ  なれれば どうってことなくなるものなんだね  でも 便利に なれるのは 簡単だけど その逆は 結構 辛いって 思います 色々と 体験できることに 感謝じゃね  でもでも 体には 気をつけてくださいね  お腹は 大丈夫なのかな  元気でね   

8:38 午後  

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