ADRA Japan 「ラオス便り」

水曜日, 6月 28, 2006

プロジェクトサイトは今・・・・。

ADRAラオスが、ラオス・ビエンチャンに事務所を構えてから十数年。その間に行われたプロジェクト、そのプロジェクトが実施された地域は今どうなっているんだろう。先日、デニソンとサステイナブルについて話したのでなんだかそんなことを考えてしまった。政府から資金を得て、簡易トイレが設置され、ウォーターポンプが設置され、政府と現地住民がプロジェクト後は力を合わせてプロジェクトをサステイナブル(持続可能)にしていくはずだけど・・。もしかしたら、もうトイレには鍵がかけられ、住民の生活からは忘れられた存在になっているかも・・。プロジェクト実施中に、自分たちでプロジェクト終了後もハードウェア(トイレなどの物質的な物)を維持、使用できるようにさまざまなトレーニングを受けるのだけど、もうそこで学んだことがもう彼らの頭の片隅にないかもしれない。政府の役人を信じていないわけではないし、もちろんいまだにADRAが供給したハードウェアを利用している地域だってあるはず。それを一度見に行きたいというのが感想です。もし、私が案件を構築するとしたら、プロジェクト数年後の視察のためのバジェットも一緒に組めるようにしたい。ただ、プロジェクトの数年後はらおすにいるのかはわからない。うむ、またデニソンとプロジェクトの持続可能については語る必要がありそうです。

現在、どこの国の政府からも、プロジェクトを実施してもその後、私たちが直接現場に様子を見に行くための予算はでません。見に行ったとして、じゃあ、トイレ、かんがい設備の破損箇所を見つけ、住民がそれを修理していなくて、それを視察に行った私たちが直すのでは意味がないのかもしれない。この問題はまだ解決には時間がかかりそうです。

今、今、パソコンにインストールされていた曲を数百曲発見。このパソコンを以前使っていた人がインストールしたのかな。嬉しい発見。なぜだか、福山さんの桜坂に癒されている。小田和正の懐かしい、ラブストーリは突然にウォ聞いて、りかを思い出した。大変、ボンジョビもはいっている。