ADRA Japan 「ラオス便り」

月曜日, 6月 12, 2006

金曜日から今日まで。

みなさま、こんにちは。金曜日からの報告でございます。

金曜日はラオススタッフにカチンとし、なんだかいやーな一日でした。でも、出張から帰ってきたデニソンに、「ちあき、元気?」とにっこりと聞かれ、なんだかここ1週間の張り詰めていた気持ちがふっとなくなり、すこしめそめそしながらデニソンに金曜日にあったことを話し、気持ちがすっきりしました。

いわば、西洋人のように(これは偏見ですがラオスではそういう風に言われているそうです)、「NO」「YES」がはっきりしていて、そして、起伏が激しい、気持ちをストレートに表す、怒りをあらわにだす、こういう人々をラオスでは、心の狭い、また短気な人だとみなされます。人の上に立つ人間は、心が広くおおらかでなくてはならないという風にいわれています。実際、こちらにいる西洋人は穏やかな人が多いらしく(そうでないとラオス人をつかっていけないそうです)、先生や政府の上の人間も、たとえ、生徒や部下が間違いをおかしたり明らかに人に迷惑をかけていても、絶対に怒らず、遠まわしに「それは間違っているんだよ」と伝えるそうです。怒っている人間に対しては、ラオス人は耳をふさぎ、そして「この人は心の狭い人だ」とみなすそうです。いわば、相手は一人激怒、もしくは怒り損になるわけです。これは、ラオスの国民性であり、これを変えていくわけにはいかないので、ここにいる以上は、腹を立てても、間違いに気づいても、上に立って物を申す、または怒るのではなく、朗らかに遠まわしに伝えるのがいいそうです。私のように比較的短気な人間でも、こちらに長く住むと、その状況にならざるを得なくなり、ゆったりとした人間になれるといわれました。ほんとにそうだといいのですが・・。でも、間違っていることは間違っているでしょ、はっきり教えてあげたほうがいいのではと私は思うのですが・・。

とりあえず、昨日の朝のミーティングでは、一人激怒、みんなはおそらく私のことを「ちあきは、心の狭い人だなあ」と思っていたのだろうと思います。

まあ、月曜日にデニソンからラオススタッフには話をしてくれるそうですが、デニソンがラオスに赴任した際も私と同じことを感じたそうです。あの、温厚なデニソンでも同じことを思ったことがあるのかと思うと少しほっとしましたが・・・。ここまでは金曜日。

さて、週末は気分転換に楽園(?)フィットネスの「センダラ」のプールに行ってきました。少し泳いで、気づけば、私だけが東洋人?となんとも西洋人に人気のセンダラ。1時間ほど泳いだり、歩いたり、途中でプールで知り合った国連に勤めるタイ人のウィ?ルとチャットして、日焼け止めかりたり、その後はプールサイドで本を読んですごしました。なんとも優雅な日曜の午後。センダラのプールには、目指せヘルシーということで、毎週でも通おうと思っています。

そして、日本も一時盛り上がって沈下した昨日。そう、ワールドカップの日本戦。私は、ビエンチャンの西洋人が集まるパブ「spirit club」で観戦。名前からして、なんか応援の気力がわきますね。日本人10名ほど、あと、ジーコ応援のデニソン、そして、あれは7,80人位いたのじゃないのかな、西洋人たち。全員がオージーかは不明ですが、いいですね、楽観的で、単純で、喜怒哀楽の激しい西洋人(偏見?)の応援を見るのは・・。それだけでも楽しかったです。デニソンは、2?1で日本が勝つと予想していましたが、結果は無残、1?3でしたね。残すは、クロアチア戦、ブラジル戦。それはゆっくり自宅で見ようと思います。

また、写真が添付できません、ので、パブの写真は次回に。

今日(火曜日)は、こちらで仲良くさせていただいているSみさんが、1ヶ月ほど日本に帰国。彼女は、頭も切れるし、知的な、そして私が仕事の相談もできる友人。昨日は、サッカーの後、12時くらいまで一緒にお茶して、たくさん話をすることができました。ラオスで仕事をしながらも、将来のビジョンが少しずつ見えてきている今日この頃。そんなときにはSみさんのアドバイスは参考になるのであります。
気をつけて日本に帰ってくださいね。そして、来月お会いしましょう。

1 Comments:

Anonymous 匿名 said...

各々民族性が あるんだから  それは お互いに 認め合っていかなければ ならないんだよ  でも これは すっごく 難しいことでしょ  まずは 郷に入っては郷に従え って ことわざ 知っているよね  まず 自分が 相手のほうに 入っていって それから  自分を 相手に わかってもらう  そうやっていかなくっちゃね  ちょっと 大変だし 苦しいことでしょうけど  あなたなら 出来るよ  やってごらんなさいまし  時間が かかったって イイジャン  それにしても サッカーは 残念無念で あったーーー  久しぶりに 燃えた猫ママでした  そうだな 荒川静香の 時以来だなーーー  勝ち負けは まあ 仕方ないことだからね  前のことは 忘れて 次の ステップに いかなくっちゃね  で 次の クロアチア戦には 気持ち新たに 臨んでもらいたいな  って 思います  嫌なことは ひきずっちゃいけないよーー  忘れなくっちゃね     

8:09 午前  

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