ADRA Japan 「ラオス便り」

水曜日, 9月 20, 2006

ただいま、ビエンチャンです。

9月4日から17日までの日本滞在を終え、ただいまビエンチャンです。なぜか、すごく忙しく(理由はわかっておりますが)ばたばたしています。

前回もブログにも書いたとおり、今回、日本ではFASIDの研修とJICA?NGO相互研修に参加してきました。

FASIDの研修では、PCMについて学びました。FASIDから与えられた情報を元に、ある1つの案件を構築していく、もちろん与えられた情報は架空のものであって、実際に調査をして得た情報を元にしていないので、たびたび疑問があがりましたが、結局、私のBグループが構築した案件は、水因性の病気を克服(下痢などの感染症)することにより、住民(女性子供を中心とした)の健康状態の改善でした。ちょうど、私がニーズ調査を行った場所と状況が似ており、しかもFASIDから与えられたのは架空の話なのに、民族だけは実在するアカ族が登場していました。ちなみに、私がニーズ調査を行ったのもアカ族の村でした。約20人の参加者、バックグラウンドは違うし、違う環境で働くそれぞれの仲間、でも1つのことに真剣に討論するって楽しい。

そして、JICA-NGO研修では、「住民主体の開発とガバナンス」について語り合いました。参加者は、NGOからそしてJICAからと、違った視点からこの議題↑について語り合うことができました。研修のほとんどの時間は、グループワークで、最終的にでたことは、わたしたちなりに、「住民主体の開発とは?ーそこに住んでいる人が こうありたいと思う姿を描き 何が必要か把握し 必要な場合には他者の力を借りながら 自ら主体的に 実行する活動」である。そして、「ガバナンスとは?ーよりよい社会のために あなたとあなたに関係している 誰もが(含組織)必要なものを生み出し共有する「仕組み」」になりました。

ガバナンスって、なんだかよく耳にするけど、ぱっとしない言葉でした。ガバメント(政府)と何か関係あるのかな?ってまったく頓珍漢なことを考えたこともあったけど、今は、すこしガバナンスと開発の関係がわかりました。

さて、彼らが私のグループ。JICAから4名、NGOから3名。真ん中に座っている某NGOのSさん。こんな鋭い突っ込み、物の考え方が深い、経験豊富な方に出会ったのは非常に嬉しいことでした。彼を中心にして、JICA若手がまた違った視点から意見を述べる、「ほー、JICAってそうなんだ、こうなんだ、知らなかった、などなど」そして、Sさんと同じNGOで働く私が、ラオスの経験を述べる、「ラオスはこうなんですよ。」そんな意見の飛び交う、すばらしいグループワークでした。


研修のグループワークは、深夜まで及び疲れもピークのはずなのに、有意義な時間を過ごせていたせいか、疲れもあまり感じず・・・(結局、研修後に疲れはどっと来て、ビエンチャンまでの飛行機、そしてビエンチャンに着いたからどっと疲れが出ました。)

明日は、私の片腕兼通訳となるかもしれない人のインタビュー。1人でインタビュー、人の判断はまた難しいので、デニソンにも同席してもらって行います。電話の感じは○な、ミスター、SEIT。楽しみです。

2 Comments:

Anonymous 匿名 said...

お疲れでした  でもさーー なかなか お勉強に なったようで よかったですね  色々な 立場の 違う人との 交流は とても有意義だと 思います  これからも そういう機会が あったら どんどんと 参加できると いいですね  色々な経験が あなたの 肉に なりますよう 元気で 頑張れよ  猫ママでした  

6:39 午前  
Blogger ちあき said...

そうそう、違う立場の人と話をするって、納得できないこともあるけど、楽しいね。いろいろな経験が本物の肉にならないように気をつけなくては・・。

9:26 午後  

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